副業・資産運用

【2023年まだ間に合う】つみたてNISAの始め方~おすすめの証券会社・銘柄について解説

つみたてNISAを始めてみたいけどやり方がわからない...

いろんな証券会社があるけど、ちがいってあるの?

と、まだつみたてNISAを始められていない方は、本記事を読めば「つみたてNISAとは何か?」から、始めるための証券会社・銘柄の選び方がわかります。

 ー本記事を読んで分かることー
□ つみたてNISAは、投資初心者のために国がおすすめする制度
□ 最長20年間、毎年40万円分の投資額に対する利益が非課税になる
□ つみたてNISAは4ステップで投資初心者でも20分で始められる
□ つみたてNISAを始めるのに最も適したタイミングは今!
□ SBI証券・オールカントリーを選べば失敗ナシ!

副業禁止の教員でもできる資産運用として、まずはじめに行いたいのがこのつみたてNISA。

今回はこのつみたてNISAの基本から、始め方、どんな銘柄を選べば良いかまで、わかりやすくご紹介していきます。

つみたてNISAへの理解を深めなるべく早くスタートを切ることで、将来もらえる利益が増えるかも!

つみたてNISA とは?

つみたてNISAは、長期的な資産形成を行いたい未経験者・初心者をサポートするために導入された新しい資産運用の方法です。

本来、投資をしたら得た利益にも税金がかかってしまいますが、つみたてNISAなら1年間で40万円分までならどれだけ利益出ても税金払わなくていいよ!というもの。

「本来20%かかる税金がゼロになるので、これを機に資産運用始めてね~」ってこと!

そもそもNISAってなに?

NISAとは?
ー「少額投資非課税制度」のこと。株式や投資信託に少額を投資して、得られた利益に一定期間税金がかからない仕組み。

NISAには、一般NISA・ジュニアNISA・つみたてNISAの3種類があります。

-金融庁のHPより引用



ややこしいですが、共通するのは投資で得た利益に税金がかからないという点。

ちがう部分は、非課税が適用される期間・非課税の対象となる金額の上限・投資の対象となる商品です。

正直どのNISAでも良いんですが、つみたてNISAは一番非課税期間が長く、かつ購入できる商品はすべて金融庁が「長期」「積立」「分散」の投資に適していると判断されたものなので、最も初心者におすすめです!

つみたてNISAのはじめ方

投資を知らない初心者が投資家デビューをするのに国をあげて後押ししているのがつみたてNISAだとお話ししました。

少しハードルが下がったかと思うので、実際の始め方の流れをさらっと見ていきましょう。

初めての方でも、スマホ1つさえあれば20分でできてしまうほど簡単です。

 〜つみたてNISAのはじめ方:4STEP〜
1.金融機関を選ぶ
2.口座を開設する
3.投資する商品を選ぶ
4.積立設定を行う

1.金融機関を選ぶ

はじめにどこの金融機関でつみたてNISAを行うかを決めます。

つみたてNISAはSBI証券や松井証券などのネット証券や、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行などの銀行で行うことができます。

つみたてNISAの口座は1人1つしか使用できないため、金融機関選びは重要になります。

2.口座を開設する

金融機関を選んだら、新しくNISA用の口座を開設します。

開設にはメールアドレス・住所などの個人情報、マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。

じっくり相談したい方は銀行の窓口でも行えますが、忙しい方にはオンラインでの開設がおすすめです。

必要な手順はスマホ一つで行えて書類も郵送で届くので、自宅にいるだけで開設できちゃいます。

3.投資する商品を選ぶ

金融庁が認定した商品の中から、投資する商品(=銘柄・ファンド)を選びます。

つみたてNISAの口座開設には2,3週間程度時間がかかるので、その間にどの銘柄に投資するのか決めておきましょう。

初心者におすすめの商品はこの後ご紹介しますね!

4.積立設定を行う

無事口座開設が済み、投資する銘柄も決まったら後は積立設定をすればあっという間に完了です。

決めるのは、【積立金額】【購入タイミング】の2つ。

購入金額は、月1,000円でも、月20,000円でも自分の好きな金額が設定できます。

年間最大20万円なので、最大限投資したい人は、33,333円と設定しましょう!

この金額は途中で変更することもできるので、まずは普段の生活に支障がない範囲で大丈夫です。
(なるべく早く始めることが大事!)

また、積み立てる頻度も選択できます。毎日・毎週など選べますが、特にこだわりが無ければ毎月に設定しましょう。

やることはこれだけ!なんとなくイメージできたかな?

これだけなら私にもできそう!

じゃあ次に、一番悩むであろう証券会社と銘柄のおすすめを紹介していくね!

初心者向け:証券会社&銘柄の選び方

おすすめの証券会社

銀行・ネット証券でNISA口座を開設できますが、おすすめは断然ネット証券です!

 ーネット証券がおすすめな理由ー
✔︎ 口座の開設が楽
✔︎ 取扱銘柄数が多い
✔︎ 少額から投資できる
✔︎ ポイントがつく

ネット証券には、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券などがあります。

その中で違いってあるの?

初心者におおすすめなのは、SBI証券です!

元々SBI証券と楽天証券は、二大最大手で条件にもほとんど差異はありませんでした。

しかし最近になって楽天証券は改悪が続き、ポイントが溜まりにくくなりました。

例えばクレカ決済なら、楽天証券は0.2%に対し、SBI証券は0.5%のポイントが付与されます。

この時点で2.5倍

さらにSBI証券は、保有する投資信託の残高に対しても毎月ポイントがもらえます

SBI証券なら持っているだけで常にポイントが入り続けますが、楽天証券が昨年の改悪でこれがなくなりました...

私は元々楽天ユーザーだったので何も考えず楽天証券で始めましたが、あまりの改悪続きにSBI証券に口座移行しました...


ちなみに、つみたてNISAは基本的に1つの口座しか使えません。

口座を作るだけなら可能ですが、運用できるのは1つのみ。

私みたいに後から口座を切り替えることもできますが少々手間がかかります。

よっぽどこだわりがない方は、サポートもポイントも手厚いSBI証券で始めると良いでしょう。

おすすめの銘柄

つみたてNISA対象の投資信託は約200本あり、最初は何を選んで良いか悩むと思います。

ただ、つみたてNISAで選べる商品はすべて金融庁の基準を満たした長期積立・分散投資に適していると判断されたものだけです。

つまり、「ぼったくり」「高リスク」の投資信託はほぼ無いので安心してください。

でも、200個の中からどうやって選べばいいの?

正直言うと...何でも良いです!
と言っても悩むと思うので、わからない方はこの2つから選べばOK!

 ー初心者が選ぶべき銘柄ー
□ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
□ SBI S&B500 インデックス・ファンド

はっきり言って、どれが一番良いのか、どれがこれから上がるのかなんてわかりません!!

つみたてNISAで銘柄を選ぶ際に重要なのは、「どれがこれから上がるか」予想することではありません。

気にするのは、以下の3つのポイントだけです。

①全世界に分散投資する銘柄であること

つみたてNISAで運用するのは、1つの商品の中に複数の銘柄が組み合わさっているパッケージみたいなものです。

その中には、日本だけ・アメリカだけなど1つの国の銘柄を組み合わせたものもあります。

が、それではその国の情勢に大きく依存するので、大きな利益を得られる可能性がありますがその分下落したときの損失も大きくなります。

複数の国に分散投資をすることで、どこかで下落しても他のどこかは上昇しているという状態を維持することができます。

つみたてNISAは「長く少しずつ育てる投資」なので、短期の爆上がりよりも安定した運用がポイントです。

②信託報酬(=手数料)が低いこと

ファンド(=銘柄)を保有している間は常に手数料がかかります。

この費用は所有するファンドの種類によって異なるため、信託報酬は低い方がオススメです。

信託報酬の目安は0.1%~0.5%なので、この間のファンドを選べば問題ありません。

③純資産額が大きい銘柄であること

純資産総額とは、ー投資信託の時価総額のこと。

ファンドの規模の大きさを表します。

純資産総額が大きいほど、そのファンドには沢山投資されているということなので、継続した運用が期待できます。

目安は純資産総額が50億円以上だと安心です。

先ほどお伝えした【オール・カントリー】【S&P500】はの3つにポイントが全て当てはまっているので、大暴落する可能性が少なくて安定して運用できるという点で全員におすすめです。

私はオールカントリーで運用しています!元々S&P500が圧倒的1位と言われていましたが、最近オルカンの方が安定して上昇が見込めると言われているのでこちらにしました!

過去30年のデータを見ると、1989年末から2020年末の30年間で世界の株価は9.5%上昇しています。

これは1年で7.5%ずつ上昇していると計算できます。

短期的に見ると下落するときもありますが、長期的に考えるとこれからも上がり続けると言われているのがつみたてNISA!

少し控えめに年5%の年利だと仮定しても、毎月3万円の積立を30年間続けると、1080万円が2500万円に増えることになります!

そして2,30年間の長期で考えると、どの銘柄を選ぶかはほとんど誤差と言っても良いです。

つまり「何を選ぶか」より「いつ始めるか」の方が大事!

いつ始めるのがベスト?

よし!私もやってみよう!
やっぱり株価が下がった時?お得な時を見計らって始めた方がいいのかな?

今はまだ月1万円くらいしかできなさそうだから、もう少し稼げるようになってから月3万円で始めるよ!

つみたてNISAを始めるタイミングは、だよ!!!

冗談ぽく聞こえますが、より早く始めた人が得をするのがつみたてNISAです。

どういうことか?少しシミュレーションしてみましょう。

○毎月1万円を15年間積み立てた場合(利回り5%)
 積立元本180万円 → 266万円に(運用益:86万円)

○毎月3万円を5年間積み立てた場合(利回り5%)
 積立元本180万円 → 204万円に(運用益:24万円)

同じ180万円なのにこんな違いが!!?

そう、これがつみたてNISAの最大のメリットである複利効果なんだよ。

複利効果とは、運用して得た利益を使って再投資することで、さらなる利益を生むこと。

「お金がお金を育てる」つみたてNISAでは、金額ではなく期間が重要です。

100円でも5,000円でも、とにかく積立を始めることが大事!

財布や銀行に入れているお金は勝手に増えないけど、つみたてNISAのお金たちは勝手に増えてくれます。

そもそも、これから投資デビューをしたい初心者に、お得なタイミングを見計らうのは難しいですよね。笑

つみたてNISAは長期的な運用なので、目先の微量な変動は気にしなくて大丈夫です。

「今はわからんけど数年後にはプラス」と呟きながら今始めちゃいましょう。

よくある質問

ネット証券で口座開設をするのに手数料や開設費用はかかる?

基本的にはどの証券会社を選んでも費用は一切かかりません

むしろ口座開設キャンペーンとして口座を開設するだけでお金を貰えることもあります。

つみたてNISAに向いている人はどんな人?

□ 投資で失敗したくない人
□ 将来の自分や家族のために資産を増やしたい人
□ 慎重派で堅実に資産運用したい人


におすすめです!
反対に「投資で一発当ててやるぜ!」と言う人には向いていません。

つみたてNISAは何円で積み立てるのが一番良い?

お金に余裕があるのであればもちろん上限の33,333円がおすすめです。

ただつみたてNISAは多く積み立てるより長く積み立てる方が最終的にはプラスに働くので、生活に支障のない金額で始めて、余裕が出てきたら金額設定を上げるのが最適でしょう。

金融庁のHPにあるシミュレーションを使って、実際にイメージしてみるのがおすすめです。

マイナスになる可能性はないの?

投資なので可能性はもちろんあります。

過去にもリーマンショックなどで大下落しました。

ただ、それは短期的に見た話で、長期的に考えると1989年からの30年間でも9.5倍に世界株価は上昇しています。

そして今後も上昇と下落を繰り返しながら右肩上がりに上がっていくと予想されています。

なので、一度下がっても気にせず運用を続けることが大事です。

つみたてNISAを始めたら20年間引き出せないの?

いつでも引き出せます!

長期運用による複利効果が最大のメリットなので、できるだけ引き出さず運用を続けた方が利益を得られますが、突然資金が必要になった時などはスマホから5分もかからずに売却の手続きが可能です。

つみたてNISAを今はじめよう!

 ー本記事のポイントー
□ つみたてNISAは、投資初心者のために国がおすすめする制度
□ 最長20年間、毎年40万円分の投資額に対する利益が非課税になる
□ つみたてNISAは4ステップで投資初心者でも20分で始められる
□ つみたてNISAを始めるのに最も適したタイミングは今!
□ SBI証券・オールカントリーを選べば失敗ナシ!

つみたてNISAを始めようと思った方は、こちらの記事で口座開設のしかたから購入方法まで、写真付きで説明しています!

将来の自分のために、ぜひ一緒に始めましょう!

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